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「mF247」のニュースについて思う

何だか、凄い雷と雨の中を帰宅。気分的には、すっかり夏も終わっちゃった感じですが、久々の更新であります。で、このニュース。

匿名掲示板『2ちゃんねる』の管理人である“ひろゆき”こと西村博之氏が、事業の譲渡交渉権をYahoo!オークションに出品していることで話題の楽曲配信サイト『mF247』の落札に挑戦したが、27日(水)17時59分の期限までに、1000万1000円まで入札したものの、買収に失敗。最後の最後で『ニコニコ動画』から人気に火が付いた楽曲「ウッーウッーウマウマ(゜∀゜)」のCDを発売しているレコード会社『クエイク』のDJ UTOこと加藤和宏社長が1000円高い、1000万2000円を入札して競り勝った。

この『mF247』、今現在も「Secret Colors」として2曲を「nR」(mF247用語で、作品をダウンロード配信する事)しているし、2年前にはこんなコンピにも参加させて頂いた。その後の対応も、金銭的な面も含めかなりきちんとしていて、個人的には好印象だった。今回のサイト終了の発表を受けても、驚きと同時に大変残念に思っていた。こういう音楽配信サイトは商業的にはやはり難しいのかな──と、ぼんやり考えていた矢先、今度はヤフオクにて「mF247」事業譲渡の優先交権が出品されたと聞いて、また驚いた。今月いっぱいで終了すると言っていたこのサイト。はてさて、これからいったいどういう事になるんだろ。

mF247設立当初、丸山茂雄氏の「DRMフリー。無料で楽曲配信。音楽は聴いてもらってナンボ。とにかくできるだけ多くの人に聴いてもらう」という考え方に、少なからず共感して楽曲を登録した。結果、当たり前だが「DRMフリー=聴いてもらう」という事では必ずしも無いし、音楽は、聴いてもらう「何か」がなければ、簡単に耳を傾けてはもらえない。それでも見ず知らずの不特定多数の潜在的リスナーとの出会いの場となる魅力は、それだけでも大きな価値のある事だと思う。

音楽ビジネスについては以前から「音楽データのように複製がいくらでもできるものではなく、ライブなど複製不能なものを価値として提供していく方が、アーティストに安定的な環境を提供できるのでは」と考えてきたという。そのためには、音楽データをDRMで縛って少人数に販売するのではなく、DRMフリーで流してできるだけ多くの人に聴いてもらい、ファンを増やしてライブに足を運んでもらう必要がある。「DRMフリー・無料で楽曲配信」というスタンスはその考え方に合っていたため、継続運営してみたいと思ったという。

以上が「ひろゆき氏」のコメント。なるほどね。でもそれって、かつて「Grateful Dead」がやっていた方法論に近い?でも、あれでしょ、所詮はさ、楽曲のクオリティと効果的なプロモーションでメディアへの露出をさ──と、知ったような口を利いてみるも、実際のところは何もわかっちゃいないのよ。

音楽をどうやって伝えたらいいのか──この機会に自問自答してみる。
by hiro_c5884 | 2008-08-29 06:22 | Comments(2)