人気ブログランキング |

自分で目のうろこを落とせ

本日も読書な一日。家へ帰って、先日S氏から受け取った年末のライヴDVDを観ながらひとり羞恥プレイw。あー、こんな事してたのね...と、今になって思えばの連続。こりゃ冷静に何度か観てみにゃいかんなという、ある意味お宝映像。ここから何を学んでどう発展させるかが大事なんだろ。で、大事つながりな本をご紹介w。

b0075025_5284981.jpg「養老孟司著 ~ いちばん大事なこと ─ 養老教授の環境論」

環境問題のむずかしさは、まず何が問題なのか、きちんと説明するのがむずかしいことにある。しかし、その重大性は、戦争、経済などとも比較にならない。百年後まで人類がまともに生き延びられるかどうかは、この問題への取り組みにかかっているとさえいえる。だからこそ、環境問題は最大の政治問題なのである。

相変わらずの養老センセ節。ズバッと切れ込む説得力のある言葉に、ハッとさせられる事多数。そもそも環境問題への対応が「人間社会」対「自然環境」という図式になっている所が問題を見えにくくしてる...と。人間の体も自然の一部だという養老センセの説明に妙に納得させられる。「人間対環境」ではなく「意識対身体」「都市対自然」なのだと。「ああすれば、こうなる」型の思考や「絶対」という環境原理主義的な考え方を批判し、複雑な自然というシステムをコントロールするのではなく「手入れ」していくのだ...と。経済と環境を含めた大枠で俯瞰する視点を教えてくれると同時に、それぞれの生き方が問われている事を気付かせてくれる。

奇しくも12年前の今日、阪神淡路大震災が起きた午前5時46分がこの記事を書いてる途中に過ぎた。「ああすれば、こうなる」型の思考が最も無意味に感じるのが、こんな自然災害なのかもしれないな...と。例によって、相変わらずの稚拙な読書感想文になってしまいましたが、最後に養老センセの言葉を引用。
「学ぶとは、自分が変わる事である。自分で目のうろこを落とせ。」
by hiro_c5884 | 2007-01-17 06:41 | Comments(0)
<< ま、こんな日もありますよ 母は強し !? >>