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自由と平和を愛し、文化をすすめる日...に思う

どうやら世間では3連休らしい。で、本日は"文化の日”。「1946年、平和と文化を重視した日本国憲法が公布されたことを記念して、1948年公布・制定の祝日法で『自由と平和を愛し、文化をすすめる』国民の祝日に定められた」...のだそう。なるほど。そんな事を検索してる時にひょんな事から引っかかってきたキーワード「マイクロクレジット」って皆さんご存知か?恥ずかしながら、ワタシは全然知らなんだ。そこで今夜はちょいとばかりそのお話を...。

今年のノーベル平和賞。バングラデシュの農村で貧困層に無担保融資を続けてきたグラミン銀行と、同銀行を設立したムハマド・ユヌス氏に贈られることが決定したという。その貧困層を対象とした事業を「マイクロクレジット」と呼ぶらしい。ま、ワタシなんぞが聞き齧りの説明をするより、解り易く説明してあるページがあるのでご覧頂きたい。ノーベル平和賞のムハマド・ユヌス氏とは? ─ All About

いろいろ調べて行くに従って知ったのは、この「マイクロクレジット」なるシステムもNGOとかの開発・国際協力関連業界(?)では既に定番にような物であるらしい。ミスチルの櫻井和寿氏、または坂本龍一氏がやってる"apbank"や"Artists' Power"の融資事業も、このシステムをモデルにした物のようだ。勿論これが、開発途上国の貧困層の支援策としての"万能策”で、奇跡のようなシステムだとは思わない。でも、確実にある程度の実績は作られている訳だし、何よりも、発想の転換というか経験主義とそれを実践する行動力というか、このムハマド・ユヌス氏について知れば知る程、こんな人がいたんだ...と感服してしまった次第。

当たり前だと思っていた事が、実はそうじゃなかったりもする。別に途上国だけの問題じゃない。貧困を根絶する最良の方法は雇用を作ること── (恐らくは)そう信じてる我が国では、子供の頃から就職の時に有利になるように一生懸命勉強する。でも、良い雇用主が見つけられなければ、貧しい負け組(?)と呼ばれる生活を送らなきゃならないの?ユヌス氏は「人々が自分の運命を自分で操れるようにならなければ、貧困から脱することはできない」という。昨今のいろんなニュースにも通じる話だと思わない?何かボタンを掛け違えてしまった感の強いこの国にも、ヒントになる考え方がいっぱい転がってるような気がしてきた。

テーマがテーマなだけに少々の支離滅裂はご勘弁を。最後に、このムハマド・ユヌス氏の爪の垢を、○富士、ア△ム、□イフル...等、消費者金融の会長達に飲ませてやりたいと思うのはワタシだけでしょうか? (;^ω^A
by hiro_c5884 | 2006-11-03 06:46 | Comments(0)
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