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縄文笛らいぶ

銀座のギャラリー・悠玄にて「息の緒」と題された、柴ちゃんのライヴへ行って来た。同じフルート奏者という事で「I嬢」も同伴。会場は広くはないが響きの良い空間で、アコースティックな音楽を楽しむには最適な場所だった。

彼は今、芸名で「縄文笛毅」と名乗っているようだ。が、私にとってはいつまでも「柴ちゃん」のまま(笑)。十数年ぶり(?)に再会したが、何も変わっていなくて嬉しくなる。彼がどんな人間でどんな音楽をやっているのかは、彼のホームページを見て頂くのが一番良いと思うので、ここでは多くを語らない。

休憩を挟んで約2時間のステージ。いろんな楽器(縄文笛、フルートetc...)を持ち替え、語りや朗読を交えソロライヴは進行して行く。「縄文笛」とは言っても、あくまでも彼が命名した想像上の楽器?...とも完全には言えないのかもしれないが、学術的な事だったり考古学上の検証なんてぇのは私にはどうだっていい。でも彼の楽器から奏でられる音色は確実に心に響いて来る。

彼の場合、こういう曲を演奏したくてこの楽器を使っているというより、楽器(固有の)と彼自身のコラボレーションという意味合いが強い気がする。それぞれの楽器(笛)に対する愛情が、その楽器を一番美しく響かせる(鳴る)為に曲を存在させているような音楽。ああ、うまく説明できないが...。
昔よく一緒に演奏してた頃には気が付かなかった事が、改めてこうして聴いてみると発見できて面白かった。奴はずっとこれをやってたんだもんなぁー。良い意味で熟れてきて、表現したい核の部分が太く力強くなってる様な気がした。息の漏れる音が心地良いアンビエンスとなり、まだまだ表現の可能性を感じさせてくれる。足に巻き付けられたGun-Guru等のパーカッションが奏でる直線的ではない伸び縮みする「彼のリズム」も、ソロ演奏ならではの柔軟さで面白い。

おっと!ちょっと褒め過ぎか?でも、とっても良い刺激。負けちゃおれんな!って感じたよ。マジで。

それからメシ食って仕事へ。毎度の事ながら「音楽モード」と「お仕事モード」の気持ちの切り替えが難しい。あーあ、ってな感じだよ。"o(-_-;*)
で、お次は「予想モード?」に切り替えるとしましょうか。
 ?( ̄∧ ̄ )。oO○∈・^ミ,,o
by hiro_c5884 | 2006-06-04 06:04 | Comments(1)
Commented at 2006-06-04 17:55 x
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