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電気MILESの夕べ

夕方、下のちびと二人でお留守番。最初はゲームなんぞをして暇を潰してたのだが、だんだん時間を持て余して来たのと、先日「I 嬢」と電話でこのDVDの話が出た事を思い出し無性に観たくなってしまい「Miles Davis - Performance At Isle Of Wight」を息子と観る。お父ちゃんはこんな音楽好きなんやーってな感じで。(ё_ё)

電気MILESの夕べ_b0075025_4421060.jpgあー、もうオレ、何回このLive映像観てるんだろ。でも不思議と飽きない。観る度に新しい発見があるんだよねぇー。一緒に観てて最初はノリノリのちびが「ねぇ、何でこのおじさんずっと頭回してんの?」とKeith Jarrett を指差して聞く。う〜ん、と説明に困る私。なんでかねぇ?(笑)インタビューでそのKeith おじさんは「この演奏にはJazzの歴史のすべてが詰まってる」みたいな事を話してる。う〜ん、そうだな、それどころか現在進行形で作られているいろんな音楽の要素も至る所に写り込んでいる様に感じるよ。いや、ホント興味は尽きない。当のMilesにしたってそんな事考えてやってる訳じゃないんだろうしな。偶然?いや、考えてたのか?この人の頭の中はいったいどうなってたんだろ。このLiveに関しては、個別の事象を音楽評論っぽく述べるのにさして意味を感じない。リズム、ハーモニー、サウンド ...どの角度からアナライズしても謎が深まるばかり。
おまけ映像で最後、Airto Moreiraによる「一人Bitchs Brew !!」
いいなぁ、このおっさんとっても素敵♡

あ、余談ですが我々のCD「MIXSCAPE」の3曲目のタイトル。Milesがインタビュアーから「このLIveの演奏の曲名は?」と聞かれたのに対し「Call it anything ~ 呼びたいように勝手に呼べやー」と答えたのをまんまパクらせて頂きました。Milesさん、事後承諾で(笑)

38分間のLiveが終わる頃には、横で寝息をたてておられるちび助さん。そう言やぁ、今回のCD、トータル収録時間も同じほぼ38分だ。ま、これも何かの御縁っちゅー事で。
by hiro_c5884 | 2006-04-19 05:09 | Comments(0)
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